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【2024年版】日本製ワインセラーオススメ5選

ワイン好きの方にとって、ワインを美味しく楽しむためには、ワインの温度管理が欠かせません。

日本のような四季がはっきりとした国では、気温の変化が大きく、部屋の中でも温度が安定しないことがあります。

そんな時に役立つのが、ご存じ「ワインセラー」です。ワインセラーは、ワインの保管に最適な温度と湿度を維持することができ、美味しくワインを楽しむことができます。

ただ、ワインセラーは種類が豊富で、価格もさまざまです。そこで今回は、数あるワインセラーの中から、2024年オススメの「日本製のワインセラー」をご紹介します。

それぞれの性能や特徴を比較して、自分に合ったワインセラーを選ぶのに役立ててください。

魅力ある日本製ワインセラー

日本製のワインセラーには多くの魅力があります。高品質、高機能、美しいデザイン、エコロジーな面など、さまざまな面で優れており、最新の技術も多く取り入れられています。

具体的には、

①省エネルギー技術
高い性能を持ちながらも消費電力を抑えることができます。

②高精度制御技術
温度や湿度の制御に優れた高精度制御技術が搭載されています。このため、ワインの熟成環境を正確にコントロールでき、高品質なワインの保存が可能となります。

③静音性・振動低減技術
日本のワインセラーは、静音性や振動低減技術が採用されており、ワインが正常に熟成するための環境を整えています。

④デジタル表示技術
多くの日本製ワインセラーは、デジタル表示技術が採用されています。これにより、温度や湿度の設定が簡単に行え、ワインの状態も一目で確認できます。

以上のような最新の技術が日本のワインセラーに取り入れられており、高品質かつ信頼性の高い製品を生み出しています。

「日本製ワインセラー」を製造しているメーカーは?

日本製のワインセラーが何となく良さそうなのは分かったけど、じゃ、どれ?って思いますよね。

そうなんです、私自身、困った過去があるのですが、「日本製のワインセラーが欲しい!」と思った時に、インターネットやカタログで調べても、メーカーは日本でも海外で製造しているものがほとんどであったり、そもそも製造国の記載が無いものもあったりして、日本製のワインセラー自体を探すのに苦労しました。

私と同じように、購入するなら、性能が良くて安心の日本製のワインセラーが欲しい!と思った方も、もしかしたらいらっしゃるかも知れません。

そこで、この際、しっかり調べてみよう!と思い、インターネットやカタログで調べた上、本日、ワインセラーを数多く販売している有楽町のビックカメラで店員さんにみっちりヒアリングしてきました(笑)






回答は一言。











『フォルスターのみですよ!』







店員さんにワインセラーについて色々と教えてもらいましたが、日本製のワインセラーについては、即答で「フォルスターのみですよ!」と回答いただきました。

フォルスタージャパンとは?

では、このフォルスターのワイセラーを少しだけ掘り下げてみていきましょう。

フォルスターのワインセラーは、スイスのヘルマン・フォルスター社により、元々は野菜冷蔵庫として開発されました。

その後、双日マシナリー株式会社がヘルマン・フォルスター社と技術提携(現在は解消)し、委託生産による国内製造・販売を開始。現在では、株式会社フィラディスが事業買収をして販売をしています。

スイスで生まれたワインセラーは、スイスでの製造を終えて、そのテクノロジーは日本製のワインセラーとして受け継がれています。

フォルスターのワインセラーは、温度や湿度の正確な制御に優れた技術を採用し、ワインの熟成環境を整えることができます。

また、静音性や振動低減技術にも注力しており、ワインが正常に熟成するための環境を提供しています。

さらに、環境に配慮し、省エネルギー技術を採用するなど、環境負荷を最小限に抑える取組みも積極的に行っています。

フォルスターのワインセラーには、様々な種類があり、家庭用からプロフェッショナル用まで幅広いニーズに対応しており、高品質かつ信頼性が高く、ソムリエをはじめ、世界中のワイン愛好家から高い評価を得ています。

唯一の日本製!「ロングフレッシュシリーズ」

そんなフォルスタージャパンのワインセラーですが、全てが日本製という訳ではありません。

ラインナップの一つに「ロングフレッシュ」というシリーズがあり、この「ロングフレッシュシリーズ」は、日本の市場に特化した製品となっています。

そう、まさに、この「ロングフレッシュシリーズ」のワインセラーが唯一の日本製ワインセラーとなります!

「ロングフレッシュシリーズ」のワインセラーは、設定できる温度帯が広く、5℃から20℃までの温度範囲をカバーすることができ、100本以上のワインボトルを収納できる大容量タイプもあります。

静音性や振動低減技術が採用されており、ワインが正常に熟成するための環境が整っています。また、省エネルギー技術も採用されているため、電気代を節約しながら高品質なワインの保存が可能です。

さらに、日本の市場に合わせて、UVをカットする機能が強化されており、ワインにとって有害な紫外線をカットすることができます。また、日本の湿度に合わせて湿度調整機能も搭載されており、ワインを適切な湿度で保存することができます。

「ロングフレッシュシリーズ」には、デジタル表示パネルが付属しており、温度や湿度の設定が簡単に行えます。日本語表示対応で、使いやすい操作性も特徴の一つです。

フォルスター ロングフレッシュ
日本製ワインセラーオススメ5選

それでは、ここからは、実際に商品を見ていきましょう!

▶︎ST-SV140G

ST-SV140Gは、何と言ってもスタイリッシュでシンプルなデザインが特徴です。
内部にはLED照明が装備されており、内部を明るく照らすため、ワインセラーをインテリアの一部として取り入れたい方には、最適なモデルです!

* 収容本数 : 36本
* 外形寸法 : 幅604mm×奥行き591mm×高さ930mm
* 温度設定 : 6-18℃(2℃ステップ)
* カギ : 有
* 消費電力量 : 50Hz 400kWh/年 60Hz 389kWh/年

▶︎ST-RV273G

ST-RV273Gは、白、赤、黒と3色のカラーバリエーションがあります。奥から照らすLED照明による演出効果で、ワインボトルのシルエットが映えて存在感がGOOD!自宅はもちろん、バーやレストランにもマッチします。

* 収容本数 : 77本
* 外形寸法 : 幅606mm×奥行き589mm×高さ1,513mm
* 温度設定 : 6-19℃(1温度タイプ)
* カギ : 有
* 消費電力量 : 50Hz 743kWh / 年 60Hz 768kWh/年

▶︎ST-408FG II(WK)

ST-408FG II(WK)は、ロングフレッシュシリーズの中で唯一の観音開きのワインセラーです。この観音扉がなんともゴージャスな感じですね。扉には3重構造ガラスを使用し、UVカットガラスを採用しているため、紫外線からワインを守ることができます。

* 収容本数 : 120本
* 外形寸法 : 幅750mm×奥行き575mm×高さ1,760mm
* 温度設定 : 6~20℃(1温度タイプ)
* カギ : 有
* 消費電力量 : 50Hz 565kWh/年 60Hz 565kWh/年

▶︎ST-408G(WK)

ST-408G (WK)は、先ほどのST-408FG II(WK)とほぼ同じですが、扉が片方のみとなります。

* 収容本数: 120本
* 外形寸法: 幅750mm×奥行き575mm×高さ1,760mm
* 温度設定 : 6~20℃(1温度タイプ)
* カギ : 有
* 消費電力量 : 50Hz 565kWh/年 60Hz 565kWh/年

▶︎ST-308G(WK)

ST-308G(WK)は、すらっとしたフォルムとは裏腹に、夏の酷暑にも耐えうる造りとなっています。温度設定は、ワインへの刺激を最小限に抑える1温度タイプが採用されており、普段飲みでワインの品質をより確実に維持したい方や、長期熟成向きのワインを保存したい方にオススメです!

* 収容本数: 90本
* 外形寸法: 幅595mm×奥行き575mm×高さ1,760mm
* 温度設定 : 6~20℃(1温度タイプ)
* カギ : 有
* 消費電力量 : 50Hz 507kWh/年 60Hz 507kWh/年

取材を終えて

日本には素晴らしい四季があります。ただ、夏の暑さや冬の寒さは凄く厳しいため、こういった四季のある日本でワインをきちんと保存するには、やはり日本製のワインセラーが一番ではないかと個人的には思っています。

皆さんはどんなワインセラーをお持ちでしょうか?今後ワインセラーを購入する時があれば、この記事を参考にしていただければ嬉しいです。

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ペアリングワイン編集長

小池智英
ワインや食を通じて人と人が繫がる活動を展開中。
J.S.A.ワインエキスパート/WSET Level3 ペアリングワイン編集長の記事一覧 

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